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庭作りの基礎:庭園の観賞方法 |
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庭作りの基礎:勝手回り |
勝手回りの役割と考え方 勝手回りといいますと庭という概念から外れそうですが、趣味を楽しむだけでなく、とても大切な所なのです。 英語ではサービスヤードと言われます。 例えば、洗濯干し場や物置などを設置する所です。趣味だけではいけません。 普通は他の人には見せたくない場所でもあります。 例えば道路から丸見えとか、お隣さんの窓の近くなどに、下着を干しておくのは問題です。 地割に注意しなければなりませんが、趣味をも含め、理想的に出来ることはむしろ少ないでしょう。 そのため、目隠しを考えることも必要になります。 庭木で洗濯干し場を見えなくする方法もありますし、物置で隠すことも出来ます。 いずれにしても生活に直結する場所ですから、趣味を優先して勝手回りを軽視するのはよくありません。 将来の家族の人数や、お年寄りの人数などもよく考え、自分の趣味も多少は考慮して計画する必要があります。 洗濯干し場の近くにツバキとかサザンカを植えますと、チャドクガが発生し、その幼虫の毛が飛んで、洗濯物に付くとトラブルになることもありますので注意しましょう。 勝手回りの地割 勝手口をどこに設けるかが大きな要因になります。 そもそも勝手口と言うのは、正式な玄関と別にもうける出入り口であり、他人に見られないように出入りしたい所です。洗濯物を抱えて出入りするのです。 理想的には玄関と反対側に設けるのがよろしい。 玄関は道路側に設け、勝手口はその反対側ですから、勝手回りの位置は、道路の反対側ということになります。 しかし現実にはなかなかそのように出来るものではありません。 現実に私の家では道路に対して90度方向に勝手口が設けられています。 地割はこのように勝手口の位置によって変わってきますが、何よりも大切なことは、洗濯干し場とか物置は勝手口の近くにあることが望ましいと言うことですが、趣味の強い人は勝手口は庭へ通じるものと考えておられるかもしれません。でも家族みんなが使いやすいことが大切です。 これが勝手回りの地割における最大の注意点と言うことができるでしょう。 |
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