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庭作りの基礎

庭作りの基礎:庭園の観賞方法
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庭作りの基礎:庭とは

  庭とは何かを定義付ける前に、庭作りを行う楽しみというのは何でしょうか。一度考えて見ましょう。
庭は欲しいが手入れは本職にまかせる人もあれば、趣味で庭を作ったり、趣味を楽しむために庭木の手入れを自分ですることもあるでしょう。
それは何も特殊なものではありません。写真を撮るとか、絵を描くとか、日曜大工をするとかの楽しみと同じです。
では庭園の鑑賞し趣味を楽しむとは何でしょうか。
それは、映画を観たり、演劇を観たり、音楽を聴いたりする趣味の楽しみと同じといっても良いでしょう。そこには心を和ませ、憩いのひと時の時間を持つことが出来ます。
ただ趣味とは違い、庭を見ていることで心が和むと言うこともあります。
つまり、庭作りの楽しみには、二つの面があるということです。
一つは趣味を楽しむために作ることで自身の創造する楽しみと、もう一つは鑑賞することによって趣味とは別に心に癒しを与えられることです。
プラスアルファとして、作った庭の成長も楽しむことが出来ます。

今、ここでは"庭"と言っていますが、もう少し厳密に言いますと、"庭"と"園"とが結びついた"庭園"と言う言葉が正しいと言うことができます。"庭"とは場所を意味し、"園"とは囲まれていることを意味します。庭園と言うのは、建物の近くにあり、周囲に囲いがあって薬草などを植える場所のことを意味しています。
私たちは、庭園も庭もほとんど区別することなく使っています。庭園と言えば広々としたところを連想し、庭と言えば小さいところか広いところか限定されないような感じがします。

庭とは何かを定義付けるとすれば、
建物に接して囲まれている場所で、鑑賞や遊びなどに利用され、美的であってよく管理されている空間、と言うことができるでしょう。
広さには関係がありません。狭くても庭は庭ですし、趣味で作ろうと、本職が作ろうと庭は庭なのです。

 

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