趣味を楽しむ:流れのある小庭

趣味を楽しむ
粘土を敷く

粘土を敷く
趣味を楽しむ(ホーム)>流れの小庭(TOP)>目次>趣味を楽しむ:粘土を敷く

 
 

粘土を敷く

趣味を楽しむからこその技。粘土敷き。流れの底には敷石をモルタルで張りますが、長年たつとモルタルにヒビが入りますので、モルタルの下に水漏れ防止の粘土を敷きます。
文献などには防水シートを敷くと良いとされていますが、実際には困難です。
なぜかと言いますと、この場合は最初に大きな断面コの字型をしたコンクリートの水路を完成させ、その内側に防水シートを敷いて、さらにその内側の両側に縁石を入れるのです。
確かにこれならば水漏れすることはほとんどないでしょうが、大変な工事になってしまい、趣味を楽しむ素人向きではありません。
趣味を楽しむ程度なら、最初に縁石を配置し、その内側の底部に粘土を敷くので十分です。
この粘土の厚みは1cm程度でよいでしょう。
水を与えてよくこね回し、柔らかいつきたての餅でも延ばす感じで敷いて行きます。
写真では斜め右上から敷かれています。
注意することは、敷石によく密着させておくことです。
また、底面の形状はほぼこの粘土の表面の形になってきますから、完成時の形に近い状態に仕上げておくことが必要です。
私の場合、埋め立て用の土の中から粘土を掘り出して使用しました。
小石が混じりますと、こて仕上げするときにやり難いですから、よく取り除いておきます。

 
趣味を楽しむ(ホーム)>流れの小庭(TOP)>目次>趣味を楽しむ:粘土を敷く