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趣味を楽しむ:循環ポンプの選定趣味を楽しむための流れのある小庭を作ろうとしているわけですが、流れのための水は循環式にしなくてはなりません。近くに水源がないからです。そのため水を揚げるための循環ポンプを選定します。 ポンプで水を揚げる場合、下の水面から上の水面までの高さを実揚程と言いますが、それだけではなく配管の抵抗などから全揚程は高くなります。 その計算は配管の項でご説明しています。 必要なポンプの能力は次のようです。 最大揚程 2.6m 最大流出量 40リットル/分 これより大きいことは構わないかといいますと、そうは行かないのです。 24時間運転を続けたいですから、そのための電力が問題になります。 例えば300ワットとしますと、電気料金は月に3千円以上になります。 できれば数十ワットに押さえたいのです。 色々探しましたが、写真に見られるような、水中ポンが良いと思います。 カタログによりますと、以下のようです。 オーシャンランナー OR2500(カミハタ) 【最大流出量】毎分40リットル 【最大揚程】2.6m その他仕様 ・サイズ200×120×180mm(突起部含む)・コード長300cm ・電圧100V・消費電力38W ・適合ホース口径 [流出側]内径15mm・外径21mm/[吸水側]内径15mm・外径21mm 配管や流量などを決める場合、実は同時にポンプのことも頭において考え合わせなくてはなりません。 そうしないで趣味だけで勝手に決めていきますと、いざポンプの選定の段階になって、非常に大きなものが必要になってしまったりするからです。 私の設計においても、先にいくつかのポンプを調べておいて、配管や流量を決めてきました。 このポンプでよければ、消費電力は38ワットですので、月に400円程度ですみます。 小型で強力です。 それにもまして、ポンプ本体が安価です。 ただ一点だけ注意点があります。 試験使用してみたところ、砂に弱いことがわかりました。砂を吸い込むと止まってしまうのです。 ポンプに砂が行かないよう、十分に対策しておくことが必要です。 |
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