趣味を楽しむ:流れのある小庭

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溜り

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趣味を楽しむ:溜り
 

溜り

趣味を楽しむための小庭です。その堰の下に設けた水の溜り場です。流れに変化をつけるとともに、砂の沈降分離の役目もします。
堰は小さな滝になりますから、その下に滝つぼとしての水の溜り場があっても良いわけです。
また、その方が自然です。
しかし実際にその堰の落差に見合う滝つぼと言えば、ほんの小さなものにすぎない事になります。
ここでは趣味ですし、名目上のことで十分ですから、堰の大きさに捉われる必要はないと考えました。。
流れの全体や、見た感じ、遠近法などを考慮し大きさや深さを決めればよいわけです。
ポンプが砂を嫌いますので、この溜りでほとんどの砂を沈降分離するようにします。
そのためには、深さよりも、長さを十分に取ったほうが効果的です。
なぜなら、同じ流れの断面積なら、浅くて広いほうが流速は下がり、砂が少し沈降するだけですぐに底面に達し補足されるからです。
当然その溜りの長さは長いほうが補足されます。

私が自分で趣味を楽しむために作ったのですが、出来上がってみると他の人にも見てもらいたい気持ちになりますから不思議なものです。色々の方にご覧頂きますと、「この水の溜まっている所にメダカを飼ったらどうですか」とよく言われました。
本当に、メダカが出てきそうな感じになりました。

底に溜まった砂を、ほうきで掃きあげることの出来るように、下流側はゆるい傾斜にしておきます。
写真で左の方です。左上の石の喫水線を見ていただくと、その傾斜の様子が分かります。
 
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