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趣味を楽しむ:銀

比較的富裕な人が銀製の食器として使うことがあります。
趣味を楽しむ程度でまとめたものですが、銀の食器を使うのはもちろん
その光沢や存在感もありますが、硫化物などにより銀が
黒く変色してくれるためとも言われています。

銀は光の反射率が可視領域にわたって98 %程度と高いことから美しい金属光沢を有します。
大和言葉では「しろがね/しろかね(白銀: 白い金属)」と呼ばれています。

また、銀の室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率は金属中で最大です。

金属をスプーンやフォークなど、食器などに加工する場合、その加工性に富んでいることが求められます。
銀は延性および展性に富み、その性質は金に次ぎ、1 gの銀は約2200 mの線に伸ばすことが可能といわれます。

自動車の排ガスや温泉地の硫化水素などは硫黄分を持っています。
銀は貴金属の中では比較的化学変化しやすく、空気中に硫黄分が含まれていますと、黒ずんできます。
銀が古くから支配階級や富裕階級に食器材料として用いられてきた理由の一つは、硫黄化合物やヒ素化合物などの毒を混入された場合に、化学変化による変色でいち早く異変を察知できる性質からという説もあります。

銀は水に僅かに溶け出し、イオンをつくります。
この銀イオンはバクテリアなどに対して強い殺菌力を示します。

銀の殺菌力を使った抗菌剤が一般に用いられています。
例えば抗菌加工と表示されている製品の一部に、銀化合物を使用した加工を施しているものもあります。

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