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趣味を楽しむ：デザート

趣味は楽しむもので、デザートも楽しいものです。
デザートは、主要な食事の際に最後に出される菓子や果物のことです。
食事全体をより満足のいくようにすることを目的としています。

デザート

「デザートは、別腹」といいますが、それはいいわけであることは誰でも知っています。
当然、人体の構造上別の場所などは存在しませんが、満腹でも好きなものなら更に食べられるのも事実でしょう。

しかし別腹論を支持する見方もあります。
好物の食べ物を見たりすると、胃の運動が活発になり、満腹状態であっても消化中の食物が腸へ送られ胃に空きができるというのです。
ですから、さらなる食物の摂取が可能になるという論です。
これはデザートに限ったことではなく、また女性だけにその現象が起こるわけではありません。
逆に嫌いなものについては胃の働きが抑えられ、空腹であっても量を食べることは難しいことになります。

フランス料理のデザート

本格的なフランス料理のコースでは、前菜、スープ、魚料理、肉料理、サラダが終わった後に食器類は片づけられ、デザートが出されます。
前菜からサラダまでを「メインコース」、それ以降を「デザートコース」と呼びます。

まず、客の好みによりチーズが出るか、チーズ用のパンや付け合せのナッツ・ドライフルーツが出ます。
次に、ケーキ、菓子、果物、アイスクリームといった甘いものがでます。
最後にコーヒーなどの飲料が出ますが、プティフールと呼ばれる茶菓が付くこともあります。
デザート用のスプーンはメインの皿の向こう側に置かれていることと、デザートに付いて来る場合とがあります。

中華料理におけるデザート

中華料理のコースでも、前菜、スープ、魚料理、肉料理、主食の後に、しばしば甘い菓子や果物が出されます。
もともとは汁粉や揚げ団子のような熱いデザートが多かったのですが、近年では杏仁豆腐、マンゴープリンなどの冷たいデザートも各種作られています。

イタリア料理におけるデザート

イタリア料理ではデザートのことをドルチェといいます。
これはイタリア語で"甘いもの全般"を示します。

イタリア料理に出てくるアイスクリームを使ったデザートをイタリアンジェラートといい、チョコレート系や低カロリーのヨーグルト系、フルーツ系などがあります。
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