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趣味を楽しむ:フォーク

日曜料理も好きですので趣味を楽しむのに
フォークも結構使います。
フォークはナイフ、スプーンと並んで洋食の食事には欠かせない食器です。

フォーク


フォークは先端部が2〜4に別れた凸状の歯になっています。
古くは食事用でも果物やケーキなどを食べる際のデザート用フォークのように2又でした。

主に金属製ですが、プラスチック製や竹製のものも無いことはありません。
なおフォークとスプーンと合体させた食器として、先割れスプーンというものもあります。しかし先割れスプーンは簡易な食事用のものであり、通常のテーブルでの食事には使われません。

フォークが導入されるまでは、西洋では、スプーンでスープを飲み、ナイフで肉を切りながら、主に手づかみで食べていました。

初期のフォークは歯が二つしかありませんでした。歯はまっすぐで食べ物に突き刺すには良いのですが、すくって口元に運ぶのには適していません。単に肉を切るときに抑える役目だけに使われていました。
西ヨーロッパにおいて、食卓用フォークの使用を促進したのは、ビザンチン帝国の王女だと言われています。
イタリアでは、14世紀によく使われるようになり、1600年頃までには商人や上流階級の間でごく一般的に使用されるようになりました。
現在は一般的になっていますが、弓なり型のフォークは、18世紀中頃にドイツで発明されました。
そして4本歯のフォークが一般的に使われるようになるのは19世紀初頭です。

フォークが使われていない時代、スパゲッティを手で食べる場合、頭上にかざして下から口ですするという、非常に見苦しいものでした。
このような作法が王妃マリア・カロリーネに承認されるはずもなく、賓客がより上品にスパゲッティを食べられるように、料理長に命じて、もともと口に運ぶものでなく料理を取り分けるためにあったフォークを食器として使わせたのです。

このとき、工学エンジニアのチェーザレ・スパダッチーニが、口に入れても安全でスパゲッティがうまくからむ様に先を短く4本にしたフォークを、王のために考案したといわれています。

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