趣味を楽しむ(ホーム)>スプーンの全て(TOP)銀のスプーン>金

趣味を楽しむ:金

金は錆びないですがやわらかすぎて実用品にするには無理があります。
食器、スプーンやフォーク、装飾品などは、合金にして使うのが普通です。
金は非常に軟らかく、通常は他の金属と合金にして用いられます。
金75 %、残りを銀銅等量のものは18Kで、金色に近いですが、
おなじ18Kでも残りの部分の制御で色合いは変わります。
趣味を楽しむことでこんなことも分かったのです。

金の合金

金はやわらかい物質であるため、純度100 %では装飾品としてもあまり適していません。
洋食器カトラリーとして、スプーンやフォークを純度100%の金で作った場合、単に記念品として飾っておくなら別ですが、実際に使おうとするとやわらかすぎて実用することは困難です。
そのためほとんどの場合、別の金属との合金にしますが、多くは 18K や 14K にします。
18Kは18/24、すなわち75%が金で、その残りは銀や銅その他の金属となります。
同じ75%金の18Kでも、混ぜる金属の種類や配合率によって色が変わってきます。

 

主なカラーゴールド

カラーゴールドというのは、金75 %で、残りの金属を色々変えた場合の総称です。
残りの部分を銀銅等量とした18Kは金色に近いですが、おなじ18Kでも残りの部分の金属を制御しますと色合いは変わります。

主なカラーゴールドは以下の5つです。

イエローゴールド
K18 の場合、金75 %、残りを銀銅等量のものをイエローゴールドと言います。しかし、銀15 %から銀10 %ならばほぼイエローゴールドの範疇であり、一般的に認知されている金色に近いです。

グリーンゴールド
K18 の場合、金75 %で残りが銀の合金をグリーンゴールドと言います。日本語では青割り、又は青金とも言います。

ピンクゴールド
18K の場合、金75 %、残りの80 %程度を銅とした合金を一般的に、ピンクゴールドと称しています。パラジウムを加えることもあります。

レッドゴールド
K18 の場合、金75 %で残りが銅の合金をレッドゴールドと言います。日本語では赤割り、又は赤金と言っています。 グリーンゴールド同様、ISO で成分比率と色名を指定しています。

パープルゴールド
金を80%とし,残り部分をアルミニウムとした合金で、紫色を呈します。脆いという性質がありますが加工技術の進歩によって、飾っておくための装飾品として使われるようになってきています。

そのほかのカラーゴールド

ホワイトゴールド
  ニッケル系  :  金に、銅、亜鉛を加えて、白色化した金合金
  パラジウム系 :  金に、銀、銅を加えて、白色化した金合金
K18 の場合、ニッケル系、パラジウム系ともそれぞれ5 %以上を含まないと、色調の白味が不足してきます。以前はプラチナの代用品として装飾品に用いられましたたが、現在はカラーゴールドの仲間としての地位を得て、結構使われています。

このほか、黒味がかったブラック・ゴールドや、柔らかな金茶色のベージュ・ゴールドなどもあります。


趣味を楽しむ(ホーム)>スプーンの全て(TOP)銀のスプーン>金