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趣味を楽しむ：ニッケル

ニッケルは、銀白色の光沢ある金属であり乾燥した空気中ではさびにくく、
合金の成分として使われたり、装飾のためのメッキなどに使われます。

ニッケル

趣味は人生を明るくし、楽しむことはストレスを解消してくれます。趣味で研究したニッケルについてお話しします。
ニッケルは、光沢があり耐食性が高いためメッキに用いられるほか、ステンレス鋼や硬貨の原料などにも使用されます。
日本で2010年現在発行されている50円硬貨や100円硬貨は銅とニッケルの合金になっています。
この合金は白銅と言われます。

アメリカ合衆国の5セント硬貨も白銅でできているのですが、通称「ニッケル」と呼ばれています。
純ニッケルも硬貨として用いられたこともあります。
それは国家の軍事戦略のひとつとしてニッケル硬貨が使われたのですが、実はニッケルが重要な金属だったからです。
国家としてその金属を備蓄して置くための手段の一つだったのです。
通常の時は硬貨として流通させておき、いざと言うときはこれを回収するためでした。

日本でも第二次世界大戦直前の1933年から1937年にかけて、5銭と10銭のニッケル硬貨が発行されてします。
軍需物資としてニッケルを輸入したのです。
しかし戦後もニッケル硬貨は発行されています。
1955年から1966年まで発行されていた50円硬貨がニッケル硬貨です。

スプーンやフォークなどカトラリーはステンレスで作られることが多いです。
「銀のスプーンをくわえて生まれてきた赤ちゃん」というのは、富豪をたたえる言葉であったように富豪は銀のスプーンを使っていました。
しかし銀のスプーンは手入れが難しく、富豪と言えどもステンレスのスプーンを使うことは決してめずらしくありません。

さてそのステンレスですが、これは鉄にクロームとニッケルを加えて作った合金です。
この合金は強度もありますが、なんと言ってもさびにくいことが特徴です。
ニッケルはこのようにスプーンやフォークなど食器にも使われるわけです。
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