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趣味を楽しむ:シチュー

趣味を楽しむのは、ストレス解消になりますし、人生を明るくしてくれます。趣味で調べたシチューについてお話しします。
シチューは、肉や野菜、あるいは魚介などを、だし汁でよく煮込んだ料理です。
スープよりも具は大きめで、長時間煮込んで作ります。


シチューとスープの違い

シチューとスープの違いを定義することはむつかしいですが、一般的にシチューは素材が大きめに切られ、メインディッシュとして食べられます。
また、シチューの方が長時間弱火で煮込まれ、汁がより濃厚になっています。
シチューは、スープよりも浅い皿で出されるのが多いようです。
しかし、これらは一般的にと言う程度であって、そうでないことも多くあります。
スープはスープスプーンで食べることがほとんどですが、シチューの場合はシチュースプーンと言われるスプーンがありません。
このためシチューを食べるときは、テーブルスプーンかスープスプーンを使います。どちらも大きめのスプーンです。

シチューの歴史

シチューがいつごろ日本へ来たかの明確な記述は見当たりませんが、明治4年、東京の洋食店「南海亭」のちらしに、「シチウ(牛・鶏うまに)」との品書きが見つかっています。
明治中頃までにビーフシチューはレストランの一般的メニューに普及し、明治37年には旧帝国海軍の食事として出されています。
これはイギリス海軍との交流によって始まったと言われますが、「煮込み」の名でシチュー・カレーが供されていました。
明治末期にはシチューのレシピが上流階級向けの婦人雑誌に掲載されるようになっています。
しかし、現在のようにシチューがごく一般的に普及し始めたのは、第二次大戦の後のことです。

シチューの種類

日本ではシチューといえば、ビーフシチューかクリームシチューに限られるようです。

ビーフシチューは、赤ワインやトマトをベースに牛肉、ジャガイモ、人参、セロリ、タマネギなどを、香味のある野菜を加えて煮込んで作られます。
タンを煮込んだものは特に「タンシチュー」と呼ばれ、好んで食べられます。

クリームシチューはホワイトシチューともいいますが、牛乳や生クリームをベースに肉、ジャガイモなどを加えて煮込みます。
好みでマッシュルームやキャベツ、コーン、ブロッコリー、グリーンピースなどを入れることもあります。

いずれも小麦粉を炒めて作るルーが添加されたシチューの素を使うのが一般的す。
本来、シチューはスープのようにパンとともに食べるのが本当でしょう。
しかし日本では、汁物の洋風版という位置づけで考えられているため、ご飯にかけたり、「シチュー丼」など「汁かけ飯」として扱われることも多く見られます。
海外では、ご飯にかけて食べるという光景はほとんど見られませんが、ピラフ状の米飯を付け合わせとして盛る事はあるようです。


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