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趣味を楽しむ:ヨーロッパ

ヨーロッパは、古代ギリシアを中心とした西洋文明発祥の地です。
この文化は、植民地主義とともに世界中に拡散し、大きなな役割を果たしてきました。
スプーンについて調べたのは趣味を楽しむための一つです。
趣味を楽しむと言うのは不思議なもので、やり出すと止まらないですね。


ヨーロッパの境界

初めてヨーロッパとアジアを区分して示されたのは、ヘカタイオスが作成した地図でした。
ギリシアの歴史家ヘロドトスは、世界がヨーロッパ・アジア・アフリカの3箇所に分けられ、その境界はナイル川とリオニ川であると主張しました。
彼はさらに、ヨーロッパとアジアの境界はリオニ川ではなくドン川とする考えも良いのではないかと述べています。
1世紀の地理学者ストラボンも東側の境をドン川と考えました。

 

ヨーロッパの文化

ヨーロッパを文化の面から考えますと、、8世紀に形成されたラテン語とキリスト教世界が結合した地域となっています。
ゲルマン民族の伝統とラテン系キリスト教文化の合流とも言う事ができ、ビュザンティオンやイスラム教と対比することもできます。
地域はイベリア半島北部、ブリテン諸島、フランス、キリスト教化された西ドイツ、アルプスそして北および中央イタリアが該当します。
この考えはカロリング朝ルネサンスの影響を受け継いだものです。
カール大帝の文化相となったアルクィンは、手紙の中で、"Europa"の単語を何回か使っています。
このような文化的また地理的な区分は中世後期まで用いられてきましたが、大航海時代になると、それは適当とは言えなくなってきました。
その後、ヨーロッパの再定義問題はウラル山脈によって解決されました。
それは、スウェーデンの地理学者フィリップ・ヨハンが提唱したのですが、水域ではなくウラル山脈を最も重要な西の境とする案を示し、ロシアを始めヨーロッパ各国の支持を集め、決着しました。

 

ヨーロッパの人々

ヨーロッパに定住した初期のヒト科は、約180万年前のホモ・ゲオルギクスです。
ネアンデルタール人がヨーロッパに現れたのは約15万年前ですが、紀元前28,000年頃には気候変動などの要因から絶滅しています。
彼らに取って代わったのがクロマニョン人であり、ヨーロッパには43万年前から40万年前頃に進出しています。

新石器時代には、作物の栽培や家畜飼育が始まり、定住人口が著しく増え、土器も各地で使用されるようになりました。
これらは紀元前7000頃に始まり、南東ヨーロッパからドナウ川やライン川の渓谷を伝って線形陶器文化を形成しています。
地中海沿岸経由では、紀元前4500年から前3000年頃に伝播しています。
これら新石器時代の文化は中央ヨーロッパから西や北端まで達し、さらに銅器の製法技術が伝わりました。


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