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第二クラウン


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第二クラウン

第一水滴の滴下によって生じた柱状冠に、第二滴が衝突した後、二つ目の王冠が発生しますが、その写真を撮るためにはその後の王冠がどの程度の速度で成長するかいくら趣味とは言え見当をつけておく必要があります。
趣味を楽しむだけだからどうでも良いというわけにはまいりません。フィルムでその一瞬を撮影することを趣味としているわけですから正確にその挙動と時間をつかまなくてはならないからです。
趣味を楽しむ:第二速度計算
水滴の滴下間隔を90msにしますと、第一の柱状王冠が成長し、ちょうどこけしのようにくぼみ始めた所、84msの時点で衝突します。そうしてその後6ms程度で半径15mmの王冠が出来るのではないかと予想されるわけです。
趣味としての単純物理学の計算によれば、予測計算ではこのようになりますが、実際に行って見ますと、バラツキのせいもありますが、成長速度はもう少し遅いようです。
フラッシュタイマーを140msに設定して、84msの衝突時点よりも20ms経過後にフラッシュ撮影した写真を下に示します。推定ですが、等速度ではなく、減速してくるのではないかと思われます。
フラッシュタイマーは自作しましたが、これは趣味でもありますが、本職の電気の分野ですからさほど苦労はしませんでした。


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